ヒートショックプロテイン(HSP)とは?
2018年6月21日
カテゴリー:ラジオ波, ラジオ波フェイシャルケア, ラジオ波温熱療法, ラジオ波痩身, 施術例
病気からの回復やエイジングケアとの関係で注目を浴びるヒートショックプロテイン(HSP)。
最近、化粧品会社のORBISも化粧品に取り入れたりしていますね!
HSPとは、「熱ショックたんぱく質」とも呼ばれる、人間の細胞の中にあるたんぱく質のひとつです。
そもそも、私たちの身体は、皮膚や筋肉、血管など、あらゆる組織や細胞はたんぱく質からできていて、紫外線やウィルス、気温の変化、精神的ストレスなど、外部から過度のストレスを受けると、たんぱく質が傷ついて正常なはたらきができなくなってしまいます。
一方で、たんぱく質が傷つくと、それを修復しようとはたらくたんぱく質が生まれるのですが、それがHSP(ヒートショックプロテイン)。
このようにHSP(ヒートショックプロテイン)は、ストレスによって生まれることから、「ストレスたんぱく」とも呼ばれます。
このHSPは、私たちの身体に備わっている自己回復力を呼び覚ますことで健康をサポートしたり、しわやシミなどの予防にも効果を発揮し、美肌をもたらしてくれることもわかってきたのです。
具体的には、ストレス防御作用以外に、
- 炎症を抑える作用
- 免疫を高める作用
- たんぱく質の合成をサポートする作用
などがあります。
特に、免疫を高める作用は、がんなどの病気との関係でも注目されています。
それは、HSPには、がん細胞や病原微生物などを攻撃するナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させるはたらきがあるからです。
こうしたHSPのはたらきが、医療への応用でも期待されています。
美肌との関係は、たんぱく質の合成をサポートする作用が影響を与えています。
お肌も多くはたんぱく質なので、合成が促進されることで美肌になるからです。
HSPがもつ美肌パワーの中でも、注目したいのがコラーゲンへの作用です。
HSPにはいくつかの種類があって、そのひとつ、HSP 47はコラーゲンと結びついて、コラーゲンを正しい形に導き、質の高いコラーゲンにするのを助けるはたらきがあります。
コラーゲンはお肌のハリや弾力を保ち、その衰えがしわやたるみと深く関わっています。
美肌のためにはコラーゲンを減らさないこと、衰えさせないことが大切ですが、HSP47がそのために一役買っているのです。
つまり、日頃から体内にHSPを増やしておけば、コラーゲンへのはたらきが高まり、たるみが原因のイヤ~なエイジングサインであるほうれい線やたるみなどの予防につながるというわけなのです。
HSP70は、紫外線ダメージを防ぐことで、お肌の老化を防いでくれるヒートショックプロテインです。
当院で導入しているラジオ波もヒートショックプロテインの産生が活性化されます。
ラジオ波は高周波の温熱機器です。
ラジオ波を身体にあてる事で、細胞温度が上がり、ヒートショックプロテインの産生が活性化され、ダイエット効果・美肌効果・冷え性の改善・基礎代謝の改善・アンチエイジング等の体質改善効果も期待できます。
痛みもなく、温かい手でハンドマッサージされている感覚でリラックスしてお受けいただけます。
ダイエット効果・美肌効果・冷え性の改善・基礎代謝の改善・アンチエイジング等が気になる方は当院でラジオ波の施術を受けてみませんか!!