体を温める秋の食べ物について。

2015年10月19日
カテゴリー:施術例, 鍼灸

神戸 三宮 はしもと鍼灸整骨です。スクリーンショット 2015-08-21 20.15.24

 

体を温める秋の食べ物について書いていきます。

 

猛暑日や熱帯夜が続いた夏、やっと秋を迎えたとき、私たちの体は疲れきっています。

夏には一日中ずっと冷房の部屋の中にいたために、体が冷えています。

加えて暑かったので、ついつい水分を摂りすぎています。

私たちの体は夏はもとも基礎代謝を下げて、体温が上りすぎないようなシステム、メカニズムがあります。そういうところに水分を摂りすぎたり、冷房に長く当たったりするので、必要以上に体温が下がってしまいます。

 

秋口になると、そんな体温低下、水分過剰からくるいろいろな症状があらわれてきます。

下痢、便秘、むくみ、体のダルさ、肩こり、頭痛、目まい、耳鳴など不定愁訴に近い症状が種々雑多に出てきます。

また夏から冬に気候が変わるとき、自律神経は、「リラックスの神経」といわれる副交感神経がよくはたらく夏型から「緊張の神経」といわれる交感神経がよくはたらく冬型に変わっていきます。

秋というのはこの体のはたらきの切り替え時期でもあります。

そのため自律神経のバランスの乱れが起き易くなります。

したがつて体を早く冬型に持っていくことが必要です。

それには交感神経を緊張させることが大切です。

例えばお風呂はぬるめよりも、熱めのお湯で短時間入る。

運動をする際、少しからだに負担をかける運動をする。

食べ物の工夫としては、少し体内に刺激を与えることが交感神経を緊張させるので、生姜紅茶など生姜を活用したり、ワサビや七味唐辛子などの薬味を多く活用する。

ピリッと刺激を与えてくれるネギ、ニラ、ニンニク、タマネギ、大根などの利用もお勧めです。

 

■おすすめ秋の冷え性改善食材

昔から漢方には「薬食同源」という言葉があります。

秋の食べ物には「薬食同源」の効果がはっきり分かるほどの効能が含まれています。

秋の旬の食材をしっかり食べて、冬に備えるといいでしょう。

秋に収穫されるいも類は秋が旬です。秋に収穫される、いも類、豆、そば、栗は体を温めます。くるみやぎんなんも栄養価が高く、代謝を上げる食材です。積極的に食べましょう。

①いも類:さつまいも、じねんじょ、さといも

②キノコ類:椎茸、まいたけ、しめじ、マッシュルームなど。漢方では気を増し、風邪を治し、血液を浄化するといわれています。

③木の実:ぎんなん、くるみ、栗。良質で吸収率の高い脂肪やたんぱく質の宝庫です。

④豆類:小豆。乾物の豆の旬は秋、新豆が出回ります。小豆はたんぱく質やビタミンB1が豊富。糖質や脂肪の代謝を促し、利尿作用も大きい。

⑤かぶ:10月ごろからおいしいかぶが出回ります。体を温める食材なので寒い時期にとくによく食べたいものです。

⑥そば:そばのタンパク質は8種類の必須アミノ酸をすべて含んでいる。そばの黒っぽい成分であるルチンは認知症予防脳卒中予防効果がある。ミネラルのバナジウムは糖尿病の予防治療に効果がある。

⑦果物:果物はリンゴ。リンゴには整腸作用のあるペクチン、炎症を抑えるリンゴ酸が含まれ、またカリュウムが多く含まれています。

⑧魚類:サンマ、サケ。サンマは血栓を溶かし、脳のはたらきを良くする成分、EPA,DHAを含んでいます。また、サンマにはビタミンA、B、DやB12も含まれているので、肌をきれいにする、骨を強くする、老化予防、造血作用を促す力もあります。サケはサケ特有のアスタキサンチンという赤い色素を含み、これは体を温める作用があります。またサケは脂肪が非常に少なく、たんぱく質が多いので、ダイエット食品として効果的です。冬に向けての食材としてサケは最適です。

 

冷え性の方はお灸も有効です。

当院はビルの関係上お灸の施術はしておりません。

来年の春からはラジオ波を使った冷え性の改善を行っていこうと思っております。

 


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