神戸三宮、はしもと鍼灸整骨院です。
今回は、円形脱毛症の原因と、鍼灸治療について書いていきます。
円形脱毛症とその原因
円形脱毛症は突然、円形または楕円形の脱毛斑が発生し、拡大する脱毛症です。
1カ所だけの場合や、多発性といって3~4カ所同時にできて融合する場合もあります。
円形脱毛症は大きさも、爪ほどの大きさから手のひら大までとさまざまで、融合すると全頭脱毛、または全身脱毛におよぶ場合もあります。
円形脱毛症の起こる原因は、残念ながら現在の医学では、円形脱毛症の原因ははっきりと解明されていないです。
現在のところ考えられる円形脱毛症の原因は、精神的なストレスや内分泌異常、自己免疫疾患または遺伝的素因などが考えられます。
この中で円形脱毛症の原因として最も有力なものと考えられているものに、自己免疫疾患があるそうですが、一方で精神的なストレスが大きなきっかけになってしまうとも言われています。
ストレスが原因できる円形脱毛症の場合は、約2~3ヶ月前に受けたストレスや生活環境の変化が円形脱毛症の原因になっていることが多いそうです。
例えば当然の引越しや転勤などです。
最近、円形脱毛症は有力視されているのが「自己免疫疾患説」といわれるものです。
これは、体を守るために存在するはずの免疫システムが、毛包を攻撃してしまうために脱毛が起こるという説です。
また一度円形脱毛症になってしまうと、治ったと思う頃にまた繰り返し脱毛してしまう人も中に入るようです。
円形脱毛症に対する鍼灸治療
円形脱毛症の鍼灸治療は1500年前の古典医学書にも記載されています。
現代中国では1958年に局部に刺鍼し、比較的効果を上げています。
最近では普通の針以外は梅花針(ばいかしん)で軽く叩いて刺激を与えるという療法もよく行われています。
様々な実験結果で、鍼灸治療は毛包周囲の毛細血管の数を増やし、末梢血管の循環を促し、毛球細胞の分裂活動を増加させることにより治癒させると考えられます。
円形脱毛症に対する鍼灸治療の効果が認められ、その有効率はかなり高いです。
詳しい鍼灸の施術についてはこちらをご覧下さい。→https://hashimoto-shinkyuu.com/shinkyu.html